先日の新聞に、国として、サービス業における生産性の向上を目指すという記事がありました。
モノづくりをしている立場からいうと、どうしても生産性=効率みたいなイメージになってしまいますが、いろいろな情報を集めてみると、生産性=価値の最大化ととらえるのが正解のようですね。
効率は、さまざまな価値の中の一つにすぎないということらしいです。
だから、同じことをしても、もっと相手の満足を引き出しようなこと、極端にいえば、高いものを提供しても、それを上回る価値が提供できればいいということですね。
おそらく、田舎で商売やる場合において、重要なのは、価値の最大化のほうだろうと思います。おいしいものをよりおいしくしていく、いいものをよりいいものにしていく…、そういう視点が大事です。
小さな会社や、個人が生み出せるものは、大量生産できる企業などに比べれば、効率という部分では、なかなか勝てません。
となれば、その対極にあるものを目指すことでこの時代をのりきっていかないといけないということでしょう。
『言うは易し、行うは難し』
とにかく、ない知恵をギューギューに絞って、あとは行動しかないですね。