親切なお父さん | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。



一つ国体のことで大事なことを伝え忘れていました。


八幡平には、新幹線と在来線を利用して、入宿しました。

宿の最寄り駅は、八幡平松尾駅。


そこから、お世話になった宿までは約2㎞ほど。


歩いていけない距離でもないと思い、駅を降りてから、歩いて宿に向かっていました。
しきりに雪が降りしきっていたので、道の上にも雪が降り積もり、スーツケースのタイヤを転がすのですが、なかなか転がすのも大変でした。


道を半分いったころでしょうか?
VOLVOを操るお父さんが、

『どこまで行くの?』

とたちどまって、声をかけてくれました。

宿の名前を伝えると

『そこまではまだまだ遠いから、乗っていきなよ』

と乗せてくれました。


涙が出るほどうれしかった。

車を乗ったのはわずか数分でした。

『もう少し行ったところに、別宅があるんだけど、あなたみたいな人をみかけると、いつもこうしているんだよ』

とおっしゃっておられました。

名前も聞かなかったし、わかるのは、ネイビーのVOLVOで、練馬ナンバーだったということ。

おそらく、別荘をお持ちで、頻繁に行き来している方なのでしょう。



お父さんには、何もお返しすることはできないけど、この御恩は誰か困った人がいるときに、絶対に代わりに返したいと思います。