
国の地方創生総合戦略は、私の理解では、基幹産業である農林漁業・観光を切り口として、経済の循環をつくり、雇用を作り出すこと。
それらを原資として、子育て・介護・福祉などのお金のかかることにまわすこというふうに理解をしています。
私自身は、建設業に身をおいているのですが、地方創生にどんな役割が果たせるのだろうか?と日々苦悶しております。
今日の日経新聞で、J2北九州の新しいスタジアムが建設中で、そのスタジアムでプレーできる日を夢見る若きJリーガーたちのふるさとになればいい…みたいな記事でした。
学校などはその象徴だと思うのですが、そういう施設が、人々の思い入れの場所になるということでは、建設業はその地方創生に役割を担っているのだと思います。
農林業や観光業などは、経済という観点からいうと外からヒトを呼び込んだり、あるいは地域のモノを外に流通させることで、外貨を稼ぐことができますが、建設業には残念ながらそういう機能はもちあわせていません。
あくまで地域の人の活躍や思いが高じて、新たな建設の需要を呼び起こすことができるわけです。
となれば、私たちが、地方創生でできることは、バスケットボールのポイントガードや、サッカーのボランチのように、フォワードがポイントゲットできるように、適切なシュートのアシストをいかにできるかということではないかと思います。
最近バスケットの事情はよく分かりませんが、ジョンソンストックトンというNBA史上最高のアシストがいましたね。
私たちは、まさに農林漁業や観光で最前線で活躍する人のアシスト役であるべきなのだろうと…。
アシスト王が、NBAでもちゃんとしたタイトルになっているわけですから、アシストとして主役になりうるんじゃないかとそんな子とをつらつらと考えております。