
を読みました。
農業のマネごとみたいなことをして4年ほど…。
いまだ、家庭菜園のレベルからは、抜け出ていません。
実は、幼少の頃、農業にはほんとに関心がありませんでした。
祖父母が、米や野菜を少々つくっていたけれど、たいした手伝いもしませんでした。
30代なかばになって、政治の世界や身のまわりに、農業の話が頻繁に出てくるようになったけれど、まったくついていけませんでした。
論より行動…。
とにかくみようみまねでやり始めました。
いまだ、まともにできなくって、情けないかぎりなのですが、自分たちが住む農山村の状況のことはほんの少しだけわかるようになってきたことが、『収穫』だったように思います。
この本、農業に関する本には違いないですが、企業論というか組織論にも通じる話でした。
『強い会社』っていったいどんな会社なのか?
世間では、シャープさんの行く末に、関心が集まっていますね。
10年前、アクオスが世の中を席巻し、誰もが強い会社の一つであることを疑わなかったはず。
しかし、いまシャープさんを強い会社と思っている人は誰もいないと思います。
強い会社=大企業 という図式は今の世の中にはないと思います。
世の中の変化にしなやかに対応でき、そして独自の強みをもつ…これが強い会社。
小さくても強い会社はたくさんあります。
果たして私の会社は強い会社なのか…と考えると相当こころもとないですね。
強い会社をつくるとはどういうことか、いまさらながらに考えさせられました。