
昨日は、ナイターで、県の中学校、高校のスラロームの記録会が奥神鍋スキー場で開催されました。
過去に類をみない暖冬の今年…。
予定されていたスキーのレースもことごとく中止になっています。
しかし、全国大会の切符を手に入れるための兵庫県大会だけは、なんとしても開催しなくてはならない…。
選手、保護者、ジュニアや高校中学のチームの関係者、スキー連盟、そしてスキー場。
多くの気持ちが一つになってそれでも記録会という形で実現しました。
奥神鍋スキー場のナイターは、普段は土日祝日しか営業していませんが、この大会のためにリフトを回し、コースを整備し、ナイター照明を点灯してくれました。
大会関係者、選手の保護者、中高校の先生、地元チームのコーチ、また普段からレースをボランティアで支えてくれているスタッフ。
本当に多くの方がかけつけて、レース実現にこぎつけました。
スキーという競技は、グランドや、体育館を使って行う競技とは異なり、自然の雪が相手です。
先に滑る選手、後で滑る選手の条件をできるだけ同じにするように、雪を固めたり、削れた雪を外に押し出したりするコースを整備するためのは、多くの人を要します。
また、旗門を審判する人、コースセットを行う人、タイム計測を行う人、安全管理を行う人。
一つのレースを開催するためには、本当に多くの人を要します。
だから、選手は己のために戦っていますが、それ以外は、すべてはいい条件で選手が持てる力を発揮できるよう、みんなが協力してレースを運営するんですね。
そんな熱き人が一同に集まってレースの開催できました。
残念ながら、大回転は、開催できませんでしたが、それでもレースを開催して、兵庫県の代表を選出するというプロセスを果たしました。
本当にすごいことです。
私も、コース係の一人として参加し、また今年中学デビューの息子の父親として、このタイムレースに関われたことに、心からの敬意と、感謝を申し上げたいと思います。