
最近のニュースをみていると、
『民泊の規制緩和を図り、外国人旅行者の宿泊需要に対応することが重要だ』
という記事が目立ちます。
田舎者のひがみかもしれないけれど、日本中のベッド数(ふとんの数)はほんまに埋まっているのか?という疑問。
この冬に限っては、スキーのお客様がお見えになっていないので、余計にそんなふうに思うですが、地方のベッドははっきりいって埋まっていません。
日本の宿泊キャパはまだまだ十分にあります!
例えば、但馬で一人勝ちの城崎温泉。
外国人旅行者は、城崎に立ち寄って、また京都とか大阪とかに戻っていくのだとか。
また、鳥取方面も外国人旅行者の強化策を講じているようですが、これもまた単発的な感じ。
鳥取に行って、その途中に、もっと田舎な場所も立ち寄って、城崎に行って、それから大阪京都にもどってもいいんじゃない?と思うのですけどね。
お客様の移動が周遊って感じになっていなくて、ハブアンドスポーク的な動きなんですよね。
そうなっている理由はいくつかあって、
一つは横移動できるアクセスが不十分であること。
お客様に届いている情報が不十分で、ほとんど知られていないこと。
それらの策を講じれていない地元の人間の努力が不足していることは間違いないのだけれど、真の観光立国を目指すなら、オールジャパンでやってこその方策であるはず。
がんばるしかありません。