
年明けは、新年会続き…。
一昨日は建築事業組合、昨日は建設業協会、明日も建設業協会、1月中にこれ以外にあと3回ほどの新年会に出席します。
建設業全般としては、雪がないほうが、仕事ははかどるってもんですが、公共事業は別として、民間のお客様は、冬場に仕事を依頼される方はそう多くもないので、どの企業さんもゆったりされているようです。
昨日の建設業協会の新年会では、支部長の年頭あいさつでは、年々減少する公共事業への不安や、この雪がないことによる除雪業務が減っていることもあってか、あまり威勢のいいコメントではなかったように思います。
いままでさまざまなインフラの整備を行ってきて、私たちの生活は見違えるように豊かになりました。その陰には、建設産業がそれを下支えしたことは、間違いのない事実です。
但馬でいうと、山陰近畿自動車道とかミッシングリンクの解消という課題はあるにせよ、大阪、神戸から3時間を切るようになって、これを時間的ハンディだというには、ちょっと言い訳が過ぎるような気もします。
これから求められるのは、地域がもつ本当の力をどう発揮していくかということ。
先日も、但馬牛が地理的表示保護制度の認定を受けたというニュースがありましたが、これらを世に送り出すために、しっかりとした流通がこれからも構築させる下支えが、インフラにはあるのだと思います。
こういったことが次から次へと勃興していくことが、この地域に求められること。
そうなれば、私たち建設業の立ち位置は、新たなインフラの構築ではなく、地域の力を自ら発見し、育てていくことができるようにするか、現在、力を発揮しつつある農林漁業のプレイヤーの下支えを行っていくかだと思います。そういうものは、本当に自力でみつけだしていくしかありません。
厳しい時代であることは間違いありません。ですが、それをどうとらまえるかは、私たちの気持ち次第。
攻めるしかありませんよね。