
昨日は、『SASAYA年始スペシャル』と銘打ち、餅つき大会を敢行!(おおげさかな…)
もちをつくところから、丸めるところまで、お客さんにしていただきました。
今回のイベントに先だち、特訓?をして、返し手の練習を行ってきました。
さあーてやるぞ!と勇んだものの、ご宿泊のお客様の中に、返し手、超ベテランのお客様がいらっしゃって、すべてやっていただきました…。
むしろ、もちつきの神髄を教わったような感じで、どっちがお客様かわからないようになってしまいましたー(笑)
ですが、今回のお客様、親族一同のご家族旅行で、楽しいひと時を過ごしていただいたようで、こちらとしてもとても楽しい時間になりました。
今年、我がSASAYAのもう一度原点を見直す年にしたいと考えています。
昭和40年代、私たちの先輩の努力で興したハチ北スキー場。
そんな中で、我が家も細々と民宿業を始めました。民家をそのまま民宿にしてお泊りいただいてました。
大した設備もなかった時代、それでもお客様に喜んでもらおうと、宿泊したお客様に、『しょうはいめし(炊き込みご飯)』『ぜんざい』をふるまっていたことを思い出します。
もうなくなった祖母は、ずいぶん長いこと民宿業に精を出していました。
そんな素朴なおもてなしに、惹かれたファンも大勢おられました。
昭和50年、そして、60年、鉄骨の大きな建物にリニューアルしました。ときはバブル全盛期、お客様が次々に来ていただける時代を経験して今のハチ北があります。
宿泊の最先端では、サービスの品質も、設備も、はるか遠くを突っ走っていて、もはや、追いつくことなど不可能なほどです。
しかし、私たちの先輩がかつてそうであったように、ハチ北にはハチ北のおもてなしがあり、それを泥臭く、やっていくだけです。