
今日未明に、安全保障関連法制が可決されましたね。
法案賛成、反対いろいろありますが、ルールにのっとって決まったのですから、それは国民としてしたがって行かなければいけないことです。
そんな、激動の今週に、奇しくもAPGNが開催されています。
あえて奇しくもという言葉を使っているのですが、法案で想定される脅威となっている国々の人々も来日し、ジオパークの仲間として、ジオパーク同志のネットワークの連携の強化を図っているからです。
昨日は、豊岡から、鳥取への移動日となっており、その移動を利用して、香住、神鍋、小代などなどのジオパークのツアーが開催されました。
小代のツアーでは、『和牛のルーツ、そこに暮らす人々を育んだ大地と文化』をテーマとして、中国、韓国、台湾、マレーシア、インド?の人たちと共に一日を共有しました。
政治がいかにあろうとも、同じ地質の遺産を有する仲間がお互いに切磋琢磨し、協力し、持続可能な地域開発を行っています。
法案が可決されたからこそ、私達は自分事として、アジアの平和と安定に貢献する努力をしなくてはいけません。
国会前でデモを繰り広げてきた人々も、今度はそのエネルギーをよりよき社会の構築のためにつかっていただければ、そういった人が心配する法制を行使しなくてはいけない事態を免れるはずです…。
というか、法制を使わなければいけない事態を招かないために、私達はこれから何ができるのか、政府の説明責任を問う前に、私達自らが行動していくことですよ!