最近airbnb(エアービーアンドビー)という、民泊のポータルサイトに俄然注目が集まるようになりました。
自分の家の空いている一部屋をこのネットを通じて提供するというのが一例です。
宿泊業をやっているほうからみると、宿泊業許可を得ていない施設に人を宿泊させ、お金をいただくのは旅館業法違反となります。しかし、友人を宿泊させ、お礼に金品をもらう行為そのものまで、法律では規制していません。
宿泊者の『安全確保』という点では、微妙なところはありますが、だからといってムゲにノーだともいいきれません。
こういう社会のスキマみたいなものはけっこうたくさんあって、しかし大きな勢力をもつと、社会に大きな変革がおきようというものです。
国では、岩盤規制を切り崩すということがよく言われます。
法律の保護が行き過ぎると、既得権益といわれるわけで、自らがその既得権をぶち壊すハラをもたないといけないのだろうと思います。
世の中は保全すべきことと変革すべきものがあり、それに応じて、法律も、変化していくもの。
時代の要請を的確に判断し、それにしっかりと対応できるようにならないといけませんね。