説明責任 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

今回の一連の国の動きは、中身の問題というより、説明をどれだけ尽くしてきたのか?というそちらの方の問題が大きいような気がします。

間接民主主義は、自分たちの代弁者である議員を選び、そこに、付託してものごとを決めてもらうわけですから、その時点で本来は、国民としての政治の役割は終わっているわけなので、理屈的に言えば、そこに国民がつけいるところはないわけです。

また、実際問題として、複雑なさまざまなケースすべてを理解しつくせるわけでもないと思います。

ちょっと例は違うかもしれませんが、保険契約などを結ぶときに、保険契約約款を手渡されますが、その中身の一部始終までチェックして契約する人はおそらくほとんどいないでしょう。

大まかなケースを何例か示していただき、あとは保険外交員や会社を信じて契約するって感じがほとんどではないかと思います。


そこで重要なのは、すべての中身を説明できないとしても、理解してもらおうとする姿勢は、相手はよく見ています。


事故があって、陳謝するにも、トップが行くのと、そうでないのとでは、同じ補償をするにしても、そこに誠意があるとかないとか相手は判断するわけです。

国の動きもそういう丁寧な姿勢みたいなものが、伝わってきているのか、伝わってきていないのか?ということが大きいのだと思います。


テレビでおこっていることは、我が身にも顧みたいと思います。相手が受け入れてくれないとき、それは自身の真摯な姿勢になっていないからなのかもしれません。