選挙合区 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

衆議院選挙の一票の格差で違憲状態と、裁判所から出されているのを受け、次回の参議院選挙から、鳥取・島根他で合区での選挙になると報道で騒がれています。

私は、日本海新聞という鳥取・島根ローカル新聞も購読しているのですが、連日そのことに対して大きく記事として取り上げられています。

新聞の社説でも、合区に対しては反対の立場での論説がされていて、その立場も大いに理解できます。


但馬の人間はついつい、同じ県内に神戸、尼崎などのビックシティを抱えているために、まひしてしまいそうですが、私達の住む町も、鳥取に負けず劣らず、極度の過疎地域であり、同じ境遇にあるからです。


現在衆議院第5選挙区は、但馬・丹波・三田・猪名川と、兵庫県のかなりの面積をカバーする広大な面積となっていて、その中から、一人の代議士を選択しなくてはいけない選挙区となっています。


しかし、当然といえば当然ですが、歴史・文化・産業などがまったく異なる背景をもつそれぞれの地域における課題はまったく異なっているので、単に数あわせというような形で政治が進行するのははなはだ疑問といわざるを得ません。


ちょっと暴論かもしれませんが、一人が有する一票は国民一人ひとりが平等に有するのが、今回の一票の格差の問題ですが、都会での首長選挙などは、投票率が20数パーセントといったような選挙区もあったりして、本当い一人が一票を有する権利として平等に扱う必要があるのか?と思わないでもありません。

地方は概して投票率が高くて、我が香美町は、選挙結果などは常に上位の投票率になります。

それだけ政治に対しての期待、関心などが高いのです。

いっそのこと選挙結果に、地域の投票率も反映した得票配分にしてほしいぐらいです。

鳥取・島根の人たちが憤っているのも、自分たちは政治に関心をもってとりくんでいるのに、それが一票の平等という名のもとに、切り捨てられるような思いになっているからなのだと思います。

本当に、一票は平等であるとするなら、もっと投票率があがり真の民主主義がなされることこそがもっとも重要なことだと思います。