
この町は、今外国人でたいへんにぎわっているそうです。
地価は上昇し、新しいコンドミニアムや宿泊施設が次から次へと建設されています。
経済効果でいうと、成功していると言って間違いありません。
ただ、ここは日本か?っていうぐらい日本的な香りがまったくしません。
んー、これでいいのかなぁ。
ちょっと考えさせられます。
先日から、インバウンドは今後の地域経済にとっても避けられないであろうということをお話させていただきました。
その信念は今も変わりません。
しかし、そこに、『ただし』がつきます。
あくまで、地域のアイデンティティをしっかりと持ったうえでという条件が付きます。
日本人として大切にしていること、地域として大切にしていることをしっかりと持ちながら、世界に日本のすばらしさを伝えていく…このことこそ、大事なのだと思います。