昨日のブログの続きになります。
川崎の事件は、いま社会問題になっている『いじめ』のもっともエスカレートした一例ではなかったかと思うのです。
正直いうと、私が小中学生の頃も少なからぬ『いじめ』は存在していました。
クラスの中に仲間はずれにされた人がいました。
無視をされたり、いやな思いもあったと思います。
自分はいじめっ子ではなかったと自負していますが、そういった状況に敢然と立ち向かう勇気はなかったです。
積極的ないじめはしなかったけれど、同調していたこともあったと思います。
自分の子供たちが、そういったものに対して、正義感をもって対峙してほしいけれど、そんなことしかできなかった自分なので、絶対に子どもが加害者にならないかという自信は正直ないです。
人間は弱いものです。
いま世の中で起きているさまざまな不条理に対して本当に立ち向かえている大人がどれだけいるでしょうか。
臭い物には蓋をしたい。見て見ぬふりをすることもあるかもしれません。
積極的な加害者にはならなくとも、見て見ぬふりをしていればそれはそれで加害者であると思います。
今回の事件を通じて、自分たちのありようを考える機会にしたいと思います。