政治と暮らしがかけ離れている? | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

メディアを通じて入ってくる政治に関する情報は、いつもネガティブです。

特に国政を担う政治家は、立法府と呼ばれるぐらいだから、法案をつくることが仕事ですが、特に目立った法案以外は、いちいち『◯◯法案が可決しました!』みたいなニュースが流れることはまれで、政治家が何かの失態をしたとか、外交上でどっかの国に行った、どっかの首相と会ったとか、そういったことが政治の話題の中心で、政治の本質とは程遠いところを報道しているように思います。


だからでしょうか、世間一般の人が、政治というものはとっても遠いものという印象があるように思います。


縁あって、青年会議所に入ったという経験があるからでしょうが、いま私は政治は暮らしそのものであって決してかけ離れたものではないと思っています。


仕事上や生活上でさまざまなルール、決まり事があり、法令、条例などによって縛られています。

ときどき、警察の方にキップをきられてしまうのも、道路交通法などの法令に違反しているからであって、これはまさに、国会を経て決めた法律に私達の生活がコントロールされているということの証でもあります。

ただ、意識、無意識であるかは別として、法令を決めるのは政治家ではなく、民意であることを理解すべきです。

自分たちが信じて、それが多くの方と共感を覚えるのであれば、法律を変えることだって可能です。


『赤信号、みんなで渡れば怖くない』っていう言葉も、法令を改正し、『赤信号でも、人はいつでも道路を横断できる』と民意で変えていくことだって実は可能なはずなのです。

どちらかというと制限を加えることが多い法令ですが、規制を緩和することも可能です。

町制、県政においては、自分たちがこうしたいのだ!思うのなら、多くの人とそのことを共有し、働きかければ必ずその願いは通じます。

『どうせいっても無駄だ!』とか『政治は自分たちのことを何も考えちゃいない』とかいうことをよく聞きますが、内輪でいくら言い合っても、それは政策のところに届きません。それなりの行動やプロセスがあるのです。

もし、自分の考えで世の中が変わらないとするなら、それはそれだけの思いと行動しかできていないと悟るべきでしょう。