最近、新聞等でみると、ワークライフバランスのことがしきりに言われていて、有給休暇の取得率についても言及されています。
日本の有給取得率は諸外国に比べても低いことが指摘されています。
経営者としてはとても耳の痛い話でもあります。
昨日のブログでは、全日本スキー連盟が公認するB級レースが、なぜ平日に開かれるのかをお話しました。
選手もさることながら、平日にスタッフを集めることは容易ではありません。
そんな中、かなり活躍していただいているのが、公務員のみなさんです。
特に香美町には、公務員でスキーになんらかの関わりをして頂いている人が、10人は下らないのではないでしょうか?
みなさん、年休をとっていただいて、大会運営にボランティアとしてかかわっていただいています。
民間企業の有給取得は、大企業などでいわれるようにはいかないのが現実かと思います。
だから、民間の中小企業に勤めている方が平日に有給取得して大会運営に関わっていただくのは、有給制度があるとしながらも、どこか遠慮している部分があって、その点公務員のみなさんは、ワークライフバランスを率先垂範していただく立場にありますから、民間に比べても年休取得ができやすいと思います。
そういった皆さんの無償のご尽力で大会が成り立っていることを改めて理解する必要があります。
有給休暇は個人の権利ですが、特に田舎になればなるほど、ほんとの個人のためでなく、公益のために活躍されている方がほとんどだと思いますし、そういうための有給利用は、本当に大いにすすめるべきだと思います。