竹田城は、いまや押しも押されぬ一大観光地となり、多くの人が竹田城を一目見ようと訪れています。(冬期間は閉鎖のようですが…)
wikipediaによると1400年ごろに築城されているみたいです。
以前、JCの事業で、歴史を語らせると右に出るものはいないと言われる戦国好男さんが、メンバーで竹田城に登ろうと行っていた事業は10年ほど前だったと思いますが、その時も今のようなブームになるとは誰も想像していなかったと思います。
和田山の人によると、和田山在住の写真愛好家の方が、雲海に浮かぶ竹田城を撮った写真によってブレイクしたのだとか?
1990年に天と地とという角川映画のロケ地にもなったけれど、そのときもその後ブレイクはしなかったと思いますが、高倉健さん主演のあなたへのときは、
『あの健さんも訪れた竹田城!』みたいなふれこみもあったりしています。
実は、過去から竹田城跡は何も変わってません。
この変わりようはいったい何なんでしょう?
もともと竹田城跡の山城としてのポテンシャルがあったのだと思いますので、要するところはこれがマーケティングの力というものなんでしょう。
価値あるものを価値あるものとして、世に知らしめること…、それが正しくできれば、そこに価値あるものと認める人が集まる。
そういうことなんだと思います。
そう考えていくと、実はそんなものが回りにはゴロゴロと転がっているのかもしれません。
石ころ一つにしても価値のないものなんて一つもないはず。
石ころもその硬い性質を活かして、金づちの代わりにもなるかもしれないし、重石の一つぐらいにはなるかもしれない。
私達のモノに対する見方を変えればきっと回りは価値があるものだらけなんだと思います。