と多くの先輩に教えていただきました。
去年は理事長不在で、理事長代行という日本のJCでもかつてない役職をさせていただき、今年は理事長が誕生したものの、いまだ直前理事長バッチを保有しているので、微妙な立場ではあります。
ですが、もう2015年体制は進んでいるので、老兵は、ちょっと距離をおいて、側面からそっと寄り添うぐらいな感じにしようと思っています。
過去の先輩には、社業に専念するぞ!とおっしゃってた方もいらっしゃったし、家庭サービスを充実させるぞ!とおっしゃってた方もいらっしゃいましたが、OBの本流は、やはりまちづくりをJCという肩書をはずし、でもJCで培った人脈もフルに活用しながら、がんがんやることだと思っています。
商工会、建設業界、観光業界、宅建業界、消防団、地元の青年団?、イベント団体…、私自身、いまも多くの業界に属しています。各業種の色は濃く、へたすると業界の既得権や利害を獲得するために偏りがちだけれど、それらをうまく活用しながら最終的に地域活性化につながるよう全力でとりくんでいかなくてはいけないと思っています。
まちづくりの課題は待ったなしです。
地域課題の一丁目一番地はなんといってもどう消滅可能性自治体から脱却していくかであろうと思います。
業界の枠組みを超えてオール○○、私であればオール香美町、オール但馬、つまりはそれぞれが住んでいる地域すべてを動員して、この問題にあたっていかなくてはいけないのです。
いわゆる首長がその筆頭であることは間違いありませんが、下々の者はそれぞれの立ち位置で全力で向かうことが大事です。
そして、そういう人間を何人引き入れることができるのか…。
所詮、一人は一人。
トップが100の力を出しても所詮100.
100人が一ずつもちよっても100.
ただ、大きく違うのは、トップ100プラス他の99人がゼロなら、足して100にはならず、そのゼロは必ず足を引っ張って、マイナス方向に働いてしまうということ。
だからみんながその危機意識をもってやることが大事なんです。
JC、OBに課せられた使命は、JC世代を全面に出しつつ、裏のほうでこそこそしそうなやつに声をかけ、『いっしょにいちずつでもいいから、力をだしあおうよ』
と声をかけ、そして自らも行動、実践すること。
JCが学び舎と称させるならば、ここからが本当のスタートです。
何度も言います。
地方は既にレッドゾーン突入してます。
今やらなかったらほんと、つぶれます。なくなります。
みんなのささやかな幸せすらぶっとんじゃいます。
最初は一人でもいい。
とにかく、動くしかありません。