チェーンではないので | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。



昨日、ばんしゅう戸倉スノーパークの山開きがあり、出席してきました。

MONグループとして運営するスノーパーク。

マックアース、アウトドアエデュケーションセンター、西村工務店の頭文字をとってMONってわけです。

私の会社の担いは他の二つのに比べると、小さいですが、しかし、地域振興につながるであろうという期待を付託されて宍粟市より施設をお預かりして運営していますので、身の引き締まる思いです。


自分ではまったく意識しませんでしたが、すでに7年目のシーズンを迎えたと聞かされ、ああーもうそんなになったのかなーと改めて思いました。


ここで、働く人たちは、ぶっちゃけ高齢者の人がほとんどです。


サービス業ですから、接客をしなきゃいけません。
気持ちのいいあいさつ、気配り、必要です!


しかし!…です。


接客業でホテル業界や、航空業界などがお手本と言われますが、ここで大事なのは、『来てくれてありがとう』『楽しんでる?』とかいったホスピタリティマインドそのものであって、言葉遣いやしぐさってのはできるにこしたことはないけれど、とってつけてみても、その人にすっとなじんでなければ意味がありません。

人がなぜ旅するのかという大きな理由の一つに異文化に触れるということがあります。
海外に行って、みんなが日本人で日本語をしゃべれて、日本となんら変わりないものを見聞きしてもおもしろいわけがない。

自分たちが経験したことのない文化がそこにあるから人は行くといいます。


スキー場もある意味異文化体験。
ばんしゅう弁の人が何も標準語を無理に話す必要はなし!

それよりも、心と心通う瞬間に、お客様は感動や、喜びを感じれるのではないかと思います。
そのためには、むしろ地域のおっちゃん、おばちゃんのありのままでいてほしい。

着飾るのではなく、すなおな心で来ていただいたことに喜びを感じる、そういうことが大事なんだと思います。


そして何よりも大事なことは、一人ひとりが、自分たちの地域を愛しているという気持ち。

少なくとも、そこで生活しているんだということに誇りをもってほしい。
世の中には自分がそこが自分の居場所なんだと胸を張っている人は結構少ない。

田舎はそれを公然といえるんです。
それってとてもすばらししこと。

今日から、戸倉スノーパーク営業をいたします。


まだまだ未熟なスノーパークではありますが、このシーズンもどうぞよろしくお願い申し上げます。