食べ物を理解する。 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。




養父市が、農業特区になって、俄然農業に、注目を集めるようになりました。

これからは、農業の時代だと…。

いろんな人がそういって、なんとなく自分もそうなのかなという気はしてましたが、実はそこには、何の根拠もありませんでした。

人が言ってるからそうなんだと思い込んでるだけなのです。

だから、自分でもやってみようと思い立ちささやかながら、自分でトライしてみました。

写真は、その中の一つ。小豆。

生産設備とか、効率化だとか無縁の挑戦なので、ホントにままごとのようでしたが、一応収穫物を手に入れることができました。

単なる空想ではなく、体で理解できました。

農業で成功を手に入れることは、そんな簡単なことではなさそうです…。

一番実感できたこと。
毎日の食卓にのぼる食品の数々。

そこには、無数の生産者の思いが詰まっているということ。

飽食の時代と呼ばれ、好き嫌いしたり、平気で食べ残しをしたり。

それは、作ってこられた人の気持ちを踏みにじる残虐な、まだ愚かな行為だということ。

農業を成長産業だともてはやす以前に、一食一食を丁寧に扱うだけで、日本は大きく変わります。


っていうか変わっていかないといけません。今日本が欠けているのは、感謝して戴くという気持ちのような気がします。