
養父市が、農業特区になって、俄然農業に、注目を集めるようになりました。
これからは、農業の時代だと…。
いろんな人がそういって、なんとなく自分もそうなのかなという気はしてましたが、実はそこには、何の根拠もありませんでした。
人が言ってるからそうなんだと思い込んでるだけなのです。
だから、自分でもやってみようと思い立ちささやかながら、自分でトライしてみました。
写真は、その中の一つ。小豆。
生産設備とか、効率化だとか無縁の挑戦なので、ホントにままごとのようでしたが、一応収穫物を手に入れることができました。
単なる空想ではなく、体で理解できました。
農業で成功を手に入れることは、そんな簡単なことではなさそうです…。
一番実感できたこと。
毎日の食卓にのぼる食品の数々。
そこには、無数の生産者の思いが詰まっているということ。
飽食の時代と呼ばれ、好き嫌いしたり、平気で食べ残しをしたり。
それは、作ってこられた人の気持ちを踏みにじる残虐な、まだ愚かな行為だということ。
農業を成長産業だともてはやす以前に、一食一食を丁寧に扱うだけで、日本は大きく変わります。
っていうか変わっていかないといけません。今日本が欠けているのは、感謝して戴くという気持ちのような気がします。