どこかで誰かが見ていてくれる | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

香住の森出身の、福本清三さん主演の映画

太秦ライムライト

昨日、福本さんの凱旋、上映会があり、参加してまいりました。









地元出身の方が、映画の世界で活躍されているということで、盛り上げたろか?ぐらいの、かるーい気持ちで参加したのですが、そんなふうに安易に思ってしまった自分をものすごく反省しました。


映画そのもののクオリティめっちゃ高かったです!


最初の10分ぐらいから、もう涙腺ゆるみっぱなしです…。

テレビ以外で映画を見るのは実に久しぶりでしたが、本当によかったです。


福本さん、55年の役者人生で、テレビや映画でも、名前がついた配役もそう多くはない方だったと思いますが、愚直に『斬られる』という演技を極めて、それが、こうやって陽の目を浴びるなんて、本当に素敵な人生だなーと思いました。


表舞台にたって、目立つことばかりを人間は考えてしまうけれど、どんな仕事でも、それぞれの役割をしっかりと担っている人がいて成り立つのだということ…改めて考えさせる映画でした。


舞台あいさつで、この映画が今度アメリカでも上映されることが決まったと報告がありました。


一攫千金のアメリカンドリームといわれる世界にあって、日本的なこつこつと積み上げていくという生き方にも、多くの外国人に評価されたということなのかなと思って、日本人としてもとても誇りに思います。

『一生懸命やっていれば、どこかで誰かがみていてくれる』