
職業柄、堆肥舎や、牛舎の建築に多く携わらせていただき、現在も一棟堆肥舎の建築でお世話になっています。
文字通り、堆肥舎は牛の糞をストックしておくものです。
正直いって、あのアンモニア臭はやはりきついです。
しかし、一定期間保管し、撹拌をしたりすると、やがて分解し、ふかふかの土のように変化していきます。
そしてそれは、おいしい作物をつくるには欠かせない資材となります。
ちょっとダイレクトに考えるのもどうかと思いますけど、排泄されたものは、やがて口の中に形を変えてはいっていく…
極端すぎますけど、まあ一理あるわけです。
そういうつながりというか、循環というものを意識するのってでも大事だと思います。
循環には、目や耳や口をふさぎたくなるものもあります。
でも、それが世の中の常であることを意識すること。
循環の断片しか意識できないから、考えや意識が偏るのではないでしょうか?