
今では、ほとんど見られなくなった稲木干し
どことはいいませんけど、こんなところで復活!してました。
公共用道路をも、自分のフィールドにしてしまう…。
これが田舎っすよ!
都会のほうでこんなことやってたら、メクジラたてて、警察やいろんな方がすっとんでくるのでしょうが…こういうおおらかさに、ああー自分はこんなところで生活してるんだなーと妙にココロ踊るわけです。
実際、稲木にかけて、太陽の力で、ゆっくりと乾されたお米は、機械乾燥でやるお米よりもずいぶんとおいしいそうです。
なんでも、スピードの時代ですが、時間をかけないと生み出されないものもあるんですよね。
そういえば、米どころ新潟では、スキー場のリフトに稲をかけて、リフトを回しながら風をあてて乾燥させるというところもあって、そのお米は、けっこういいブランドになっているということを聞いたことがあります。
稲木で乾すのは、台風などの天候リスクも一方でかかえているわけですが、もう一度昔の知恵を見直してみる必要もありそうですね。