昨日は、高井の子育て支援センターにて、ママさんたちを囲んでの開催。
ワークショップ形式で、テーマをふたつ設けて実施しました。
一つは、子育てに対しての不安や不満について日ごろ思っていること。
もう一つは、ではそれを解決するために町に対して要望すること、また自分たちでできる(できそう)なこと。
を話し合ってもらいました。
いつも通り、思ったことをポストイットに書いて、べたべたと張っていってもらっています。

その中でママさんたちの『公園』に対してのニーズがけっこう高いなーと感じました。
香住でやったタウンミーティングでも同じような話がでてたんです。
子どもが安心して遊べる公園がほしい
遠くの場所でなくて、近くに公園がほしい
コカ・コーラウエストスポーツパークのようなでっかい滑り台のある公園がほしい。
確かに…、公園あるといいです。私もコカ・コーラウエストパークは何度か行ってますが、大人が行っても楽しいですもんね。
みなさんが、張り出してもらったものを見ながらあることが頭をよぎりました。
コカ・コーラパークのようなものがあるといいよね。
でも、まあたぶん香美町では無理だろう…。
せっかくワークショップで出していただいた貴重な意見を踏みつぶすような発言です。すいません。
ただ、こうも思ったのです。
公園は子どもが遊ぶ場所…でも子供の遊ぶ場所って果たして、公園の中だけなのか?って。
田んぼ、畑、森、回りには私たちの住む香美町にはそんなところばかりだけど、それは遊び場にはならないのかな?って。
気づいたんです。
大人である私たちが、遊びの幅が狭いということもその原因にあるのではないかと…。
子どもたち、昆虫採集大好きですよね。
私たちの回りには、昆虫はうじゃうじゃいます。
それは、遊びの対象にはならないのか?って。
私たちが昆虫遊びを知らないから、子どもたちにも教えられないです。
そうなってしまうと、田んぼや畑は、遊びの対象に見ることができません。
まむしとかいて危ないんじゃないの?
そんな言葉も聞くかもしれません。
でも農家の人たちはそんな危険な場所?で日ごろお仕事されてます。
畑や田んぼに出るのをいちいち気にしていたら作業になりません。っていうかそういった生き物たちがどこらへんにいるのか、遭遇したら、どう対応すればいいのか、理解しているから、そこに行くことができるし、危険を回避できるわけですね。
遊び場=公園
を増やすだけでなく、大人たちが遊びの幅をもっと理解して、いかなる場所でも遊び場に変えてしまう豊かな発想も養っていかなくてはいけないのだと気づきました。