
5年前、香美町の総合計画策定に関わりました。
それから、3年が経過しようとしていますが、香美町がよくなったのか?
そんな手ごたえが感じられず、結局行政のお膳立ての上で、踊っていただけだったのかなと反省しています。
昨日は、次期総合計画を立てるにあたって、住民アンケートを実施するということで、住民アンケートの基本をレクチャーを受けました。
前回の住民アンケートは配布部数2000件、返答率は約50%だったそうです。
今回の配布予定数は3000件。
アンケートですべてが変わるわけではないけれど、現状把握がなければ、改善する道筋も立てられません。
なので、50%どころかもっとパーセンテージをあげたいところ。
ブログでこうやって発信しているのも、なんとか前回よりより多くの人に『政策』にかかわってほしいからです。
いろいろなまちづくりの会合に出席して思うことは、まちづくりが成功するかどうかというのは、『何をやったのか?』ではなく、『どれだけ多くの人が関与したか』だと痛切に感じています。
どれだけ、すばらしい政策を掲げても、住む人が本気で取り組む、そしてそのパーセンテージをあげていく、そうしなくては絶対に成功しないからです。
逆に、極端な話、どんな稚拙な政策であってもいいんです。
あいさつ運動だって、町民全員が本気で取り組めば、まちは相当変わります。(あいさつ運動が決して稚拙だとは思っていませんよ)
今回のアンケートも中身も大事ですが、どれだけの人が参画できたのか、そのことのほうがよほど重要なんです…。