一昨日の、タウンミーティングの中で、あるママさんが
『子供ができて、子育て支援センターに来るようになって、そこで新しい友達ができましたが、それまでは、結婚するまでにいた場所に戻って、そこで遊んでいました』
と話をされて、強烈にその言葉がしみました。
もともとここで生まれ育った私たちは、幼少の頃から友達や先輩後輩のネットワークを築きあげてくることができて、困ったときに、どこにどういう助けを求めたらいいのか良くわかっています。
私達はそれがさも当たり前のように思ってしますのですが、このママさんのように、縁があるのはご主人だけで、ポーンとここに来ると地理も分からないし、頼りにする人もわからないという状況になっても不思議ではありません。
まして、ご主人は、普段はどこかにお勤めに出ていることが多いのでしょうから、そういう孤独感にさいなまれてしまうのは、やむを得ないのかもしれません。
そういう現実があるのだとということを認識して、新しいお嫁さんたちが安心できるネットワークづくりを意識的に作っていく努力が地域として必要ですね。