冬期は、経営している民宿SASAYAで生活をしています。
とある事情により、ゴミだしの係をすることになりました。
香美町の分類では
燃えるゴミ(紙、生ゴミ)と燃えないゴミの袋(空き缶、プラスチック)に分別するようになっています。
今回ゴミ出しをするにあたって、紙と生ゴミを分別し、生ゴミは自家処理して、畑の肥料として再生するようになり、またプラスチックゴミの中からペットボトルを分けるようにしました。
民宿のゴミは、普通に家庭ゴミで出すよりも多くのゴミがあり、それを分別し、ゴミに出すにはけっこう手間がかかります。
環境問題には少し関心があるので、それが少しでもリサイクルされるのであればと、なんとかやっていますが、実にめんどくさい。
こうみてみると、本当に毎日おびただしいゴミがでます。
もちろん、流通、保存、あるいはマーケティング上、これらのものが不必要であるとは思いませんが、全てのものが、その機能を十分にはたしているのかと疑わざるを得ないものも多くあります。
もっとシンプルになれば、これらのものは半分ぐらいはなくてもいいものでしょう。
そうすれば、資源の節約、時間の節約になったりなどのメリットも多くあると思います。
ゴミだしをするようになってこれらのことにより意識がむくようになりました。
人が生活する上で物は必要です。
しかし、豊かな生活をする上で必要なものはもっと最小にすべきではないかと思います。
今人が使っている資源は、地球1個ではまかなえない量になっているといいます。
つまりいつかは資源が枯渇し、取り戻しのつかない状況になるというのです。
真偽のほどはわかりませんが、ゴミだしをしながら、それも事実かもしれないなと感じる今日この頃です。