月に10万円の所得があって、使う生活費が、8万円であるのと、月に5万円の所得があって、使う生活費が、2万円であるのではどちらが豊かなのか?
そしてどちらが将来的に豊かさを得ることができるのか?
中身の話を何もしていないので、一概に比較できないにしても、残るお金が毎月1万円多いほうがリスクは減らすことができそうな気がしますね。
田舎と都会の暮らしの違いというのは、そういうことではないかと思うのです。
都会で得る収入は、田舎に比べると一般的には多いと言われています。その分、出て行くお金も多い。
一方田舎の所得は都会に比べると少ないですが、でていくお金も少ない。
そしてその中身です。
最近、食品の農薬が混入している問題が取りざたされていますが、そもそも田舎の食材は、トレーサビリティがはっきりしていることが多く…誰が作ったかがよくわかり…まして自分で作れば、その安全性を疑う余地などありません。
あながち、田舎の生活が豊かでないとは言い切れません。
去年NHKで里山資本主義という番組をやっていましたが、里山が持つ本来の資本は、そもそも豊かなものなのであり、それをどこかに忘れてしまっているのではないかと思います。
豊かさについて、今一度考えてみる必要があるのではないでしょうか?