今日、エコアクション21の審査が終了しました。
中小企業版ISO14000とも言われるのですが、認証を取得して5年が経過しました。
マネジメントシステムの認証は、国家資格とは違って、それを持っているから身分を保証されたりするものではいっさいありません。
あくまでも、マネジメントの流れが規格要求事項に合致しているだけであって、だから、これで製品に対して絶対的な優位性があるというものでないのです。
だからといって、この認証をもっていることがまったく無意味というものでもありません。
結局のところ、マネジメントシステムはツールです。エコアクション21の場合は、環境マネジメントシステムなので、このツールを使って、環境配慮した事業活動をとことんやる、環境に負荷がかからないということは、限りある資源を最大限に活かすということ、負荷というのは、利益創出の妨げになる要因なのですから、それが利益につながるという理屈なわけです。
だから、このマネジメントシステムで利益を実感できないということは、まだまだ環境に対する負担が大きい、言い換えると無駄の多い経営をしているという証なんだと思います。