宮崎駿監督が、引退するというニュースがでていましたね。
おはずかしい話宮崎駿監督の作品をすべてみているわけではありません。
見た作品でいえば、「風の谷のナウシカ」「隣のトトロ」「紅の豚」ぐらいだったでしょうか
「千と千尋の神かくし」「崖の上のポニョ」「ハウルの動く城」「天空のラピュタ」なんかはみていません。
作品をみていないんですが、宮崎駿監督の生き様というか、そういうものには、ものすごく興味があります。
アニメだから娯楽なんだけれど、すごくメッセージ性があるというか、ベネチアで金熊賞を受賞するぐらいのそのメッセージ性っていったいなんなのかなぁと思います。
宮崎監督を見てて思うのは、一応は子供向けに作っているあろうはずなのに、視線の先は国家であったり、社会であったりしているところ…。
僕の勝手な想像ですが、子どもは正直で素直だからこそ、その本質を見抜く目をもっているから、ど真剣に向き合わなければいけない…というものがあるのではないかと思うのです。
「こどもだまし」という言葉があるけれど、年齢がどうであれ、一人の人間として向き合い、それに対峙していく…。
そんな生き様に見えます。
いろいろ難しい社会だからこそ、そこから逃げることなく、しかし、子どもという純真無垢な人たちにむけて、わかりやすく、伝えていく…、そんな感じでしょうか?
娯楽だから、ようするには、楽しんだらいいんですが、そんなふうに小難しく考えてしまう40歳のおっさんなのでありました。