青年会議所でたくさん学んでいることのひとつに、IT化があります。
資料がペーパーレスになってから、10年ぐらいにはなっているでしょうか?
そのペーパレス実現することによって、連絡手段は電話、FAXからメールに切り替わり、情報発信はウェブになりました。
そして、いまはソーシャルの時代。
多くのコミュニケーションをSNSで行うようになりました。
もちろん、コミュニケーションの基本はface to face が基本です。
しかし、IT化の推進はずいぶんと生活がいい方向に変わってきたことは事実です。
ところが、学校、特に小学中学の現場や、役場などはそのあたりがずいぶんと遅れている印象があります。
子どもたちの飲み込みははやく、いまや小学生でもipadなどのタブレットを自由に操っていますが、それを本当に効果あるものとして、活用ができていないような気がします。
いま、車を運転するのに、文明の利器など使っちゃ人間がだめになると言って、移動は徒歩にしなさいと言う人はいないでしょう。
もうIT化の流れを食い止めることはできません。
むしろ、いかにそういったものをいち早く取り入れ、効率かつ効果的に仕事なり、ものごとをすすめていくかが重要な時代です。
以前から申し上げているように、田舎こそこのITを積極的に活用することが求められています。
田舎が共通に抱える問題は、過疎化です。
過疎化の原因は、さまざまあるかもしれませんが、不便を解消するということがその対策の一つであることは間違いありません。
町行政や教育が政策として、IT化を推進することが大事なんです。
インドが躍進した理由の一つは、政策的にIT技術者を養成したことにあると言われています。
いま変わらなくては、10年後の町はもっと深刻なものになっているに違いありません。