先日、あるセミナーをオブザーブさせていただく機会がありました。
内容は、ある課題がそのグループに与えられ、それをグループ全員が、他のメンバーとコミュニケーションをとりながら解決するというものです。
問題解決で問われるのは、コミュニケーション能力で、自分だけの考えではいけないし、他の人の意見をうまく引き出しながら、そしてそれをまとめていく能力が問われます。
参加者はおよそ80名ぐらいで、それを6つのグループに分けていましたが、ずっとあるグループがどうその課題に取り組んでいるのか御ブザーぶさせていただいていました。
そのグループを横で見やりながら、
「ああーもっとこんなふうにやればいいのに…」
「じぶんだったら、どうこのチームをまとめていくんだろうか…」
端でみていて、いろいろ感じることがありましたが、自分がもしこのチームの当事者だったら果たしてうまくコミュニケーションを発揮して問題解決はできたのだろうかと自問自答しました。
同じ課題に直面しても、その渦中にいると、気づかないことってたくさんあると思います。
そう考えると、身の回りで起こることに対して、俯瞰的にものごとをみることがいかに大事なのかをきづかされました。
「こと」には熱くなって燃えなくてはいけない反面、常に冷静に客観的に自分の状況を分析することが必要だと思います。
今回、そのことを学ばさせていただきました。