同じく、先般の日経新聞の『日曜に考える』の中で、森英恵さんの記事もありました。
なぜ、森英恵さんは、世界で活躍できるデザイナーになったのか?
森さんのコメントによると、
『日本人を見下す欧米人の偏見との戦い』だったと語っておられました。
日本が世界に確たる地位を築けたのも、『戦後豊かになりたい』という強烈な欲望が人々の前に進むエネルギーを作り出していたのだということです。
いわゆるハングリー精神です。
そう考えるといま、ハングリーを求めなくても生きられる時代になったいま、自分の中から湧き出る『何かを変えたい』というエネルギーを自分の中から沸き出すことが大事なのだと思います。
そのためには、自分自身がこの世に生きている使命をもう一度再確認することなのではないかと私は思います。
原因結果の法則というものがありますが、ものごとには、必ずその結果を生み出した原因があります。
人がこの世に生を受けたのも、それは原因があるからであり、私はそれはその人が社会に必要とされるからだという理由があるからだと思っています。
であるなら、その理由を深く探求し、それがその人が生きる意味であり使命なのだと、その使命をしっかりと全うしていくことで、新しい価値を生み出して行くのだと思いました。