あたりまえのことなのですが、町を変えるというのは、人の手を介してしかありえません。
いま、香美町は、全域が2010年に山陰海岸ジオパークの認定を受けました。
しかし、ジオパークそのもの、例えば、鎧の袖や鷹の巣島、カエル島、猿尾滝など、いわゆるジオパークの有名なサイトが、ジオパークの認定を受ける前と受けたあとで形が変わったというものではありません。
変わったのは、人の意識です。
ちょっと乱暴ないい方ですが、ジオパークとして認めてもらおうと活動してきた人がいて、ジオパークを認めた人がいるという…それだけのことです。
自分たちの町に自信や誇りを持とう!と意識を変えたにすぎないのです。
そう考えると、自分たちの意識さえ変えれば、どんな町でも劇的に変えることができる。もっといえば、人の意識を変えることこそが、町をが変えるということなんでしょう…