昨日、恩師の通夜に行ってきました。
久しぶりに再会する方もいたし、恩師の子供さんがいたのですが、そのときは小学生だったのが、本当に立派な青年になっていて、時の経過を改めて知らされました。
恩師の奥様のすすめもあって、通夜のあと、少しおうちに留まらせていただき、恩師の思い出話に花が咲きました。
記憶というのは不思議ですね。
20年近く前だったし、これまで一度も振り返ったことのなかった思い出が、次から次から蘇ってくるのです。
恩師といっしょに過ごさせて頂き、いまの自分の礎になっているであろう数々の出来事…。
普段何気なく生きていると、過去の思い出は、遠くどこかに行ってしまい、あたかも、記憶の新しい部分だけで生きているように思ってしまうけれど、20年なら20年、40年なら40年、その人の生きてきた年数分の一日一日の蓄積があって今日があるんだなあと改めて思いました。
だから、今日出会う人、今日経験すること、それらがたとえ一瞬であっても、その人の人生の中にそれが刻まれてきているのだから、人生を丁寧に大切に生きていかなきゃならんのだなと教えていただいた昨日でした。