私にとって、スキーの競技を続けていて、もっともうれしかったこと。
それは、高校のときに、近畿高校で優勝したときでも、インターハイに初めて出場できたときでもありません。
以前、地元に住むある方がこんなお話をしてくださいました。
『僕は、あなたに助けていただいたんです』
『実は、僕は事業がうまく行かず、本当に死のうと思ったことがありました。
そのとき、高校生のきみが、八木谷峠を雨の日も自転車で毎日毎日通っている姿をみたときに、こんなことで、俺は死んだらあかん、そう思って、ふんばってそこから這い上がってきた』
自分が一生懸命やっていることで、人に何らかの影響を与えることができた。
そのことが、私は何よりもうれしいことでした。
今回、国体に出場させていただき、
『皆さんのがんばってる姿を想うと元気もらった感じです。』
とfacebookでコメントをいただきました。
こんなに幸せを感じることはありません。