豊かさは、収入の多さだけではない | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

田舎から都会に出る意味について、再度考えてみたいのです。


自分がやりたい仕事を求めて、都会に出る人もいるかもしれませんし、また買い物などの利便性を求めて、都会に出る人もいるかもしれません。



先日もある人とお話をして、いったい田舎で経済的にそこそこのと言われる生活をするのに、どれくらいのお金が必要なんだ?という話をしていました。


生活するために絶対に必要なものとしては、食費、光熱費などでしょう。


食費に関していうと、都会ではすべてのものを購入するという行為で調達しなくてはいけませんが、田舎の場合、自分でつくることもできますし、他の人からおすそわけをいただくこともできるでしょう。


自分でつくるとなれば、自分がこれに携わったた分をコストとみなさなければ、限りなくゼロにすることができます。(もっとも、農機具の維持費などの別の側面もありますけどここでは無視します)


また、居住費に関しては、都会で暮らす場合、家をローンで購入するにしても、賃貸に住むにしてもそれなりのコストがこれもまたかかってしまいますが、先祖から受け継いだ持ち家ならば、これもほとんどゼロに近くなります。


逆に車は田舎にいるとこれはもう必要経費の部類に入ってしまうので、こういったコストはと都会では考えなくてもいいかもしれません。


そんなふうに考えていくと、田舎で暮らすための毎月の費用ってほとんどかからなくなってくるわけで、絶対的な収入が少なくてもそこそこの暮らしができることになります。

ファイナンシャルプランナー(FP)が活躍する昨今ですが、そういう田舎的発想のFPがいてもいいはずなんですが、案外そういうプランナーはいなくて、いか多くの資産をもっているかの部分だけに囚われている人が多いんじゃないでしょうか?

田舎特有の強力なコミュニティも見方を変えると、それを形成することによるセーフティネットであったりすることもあるわけで、そういう見方もあっていいのではないかと思います。


結論として、やっぱり住むには田舎がいいよねってことですよ!