使命があるというのは、生きる動機としてとても大事だなーとおもいます。
田舎のお年寄りは、都会のお年寄りに比べて圧倒的に元気な人が多いとおもいます。
我が村のお年寄りも、本当に元気な人ばかり。
ちゃんとした統計をとったわけではありませんが、高齢化率こそ高いものの、医療負担だとか、そういったものは、たぶん全国的な平均値より圧倒的に少ないはずです。
それを支えているのは、やはりするべき「仕事」があるからだと思います。
田畑を作られている方も大勢いらっしゃって、もちろん自分が食べるために作られている方が大半なのですが、それに加えて、都会に出ている息子娘や孫達においしいお米を届けたいんだとか、先祖からいただいた大切な土地を守るんだとか…
そういう思いでつくっておられる方が大勢います。
人は、やはりただ生きているのではなく、人それぞれに使命をもって生きているということが大事なんだと改めて思います。
サラリーマン生活を終え、「老後に自分のやりたかったことに思い切り取組む」といったことを、よく耳にします。
それはそれで、大事だと思いますが、その先にある大義というのが、あるかないか…その人が活き活きと生きられるポイントではないかと思います。