ご存知のかたはご存知なのですが、ある候補者の選挙に関わっておりました。(だいたいお察しがつくとは思いますが…)
選挙期間中ほとんど、どっぷり選挙事務所に入り浸っておりました。
20代の頃、ほとんど政治に関心を寄せることもなかった昔からするとまるで別人という感じだと自分でも思います。
今回も、本当に多くの方と選挙活動に関わり、改めて人と人との絆を感じました。
前回の選挙あたりから、政権公約とかマニフェストとか言われるようになってきて、実現可能な政策をしっかりと打ち出していくということが問われる時代になってきました。
しかし私が関わった選挙は、政策の優劣を競うという部分はもちろんありましたが、自分の目の前で展開されたのは、人と人との絆による人的ネットワークによる旧来型の選挙というものだったように思います。
本当の意味での民意を反映できないではないかと批判的な方もいるかもしれません。
私も実はそのように考えていた一人でもあります。
しかし、いまは、こう思います。結局どんな立派な政策を打ち上げても、実現していくのは人であり、そして、それをなし得るのは、相手を信頼したり、託したりという絆なのだと思うのです。
むしろ、絆のネットワークそれが強固であれば、経済対策や少子化、過疎化などあらゆる問題を解決する大きなチカラをもっているのだと思うのです。
本当にいい勉強をさせていただいたように思います。