日経BPの米倉誠一郎氏のコラムより
『(前略)その意味で、パナソニックが本社機能を大幅に縮小し、7000人の本社人員を一気に半分にすると決断したことは、社会的には良いことと思います。
今回の一見過酷に見えるリストラによって、ブランドと安定的な給料から会社に居残っていた本来ほかのところで才能を生かすべき人たちが、数千人規模で外部に出るチャンスがあるからです。彼らが自分たちの能力を存分に生かせる場所で好きなことをやれば、日本の社会も大きく変わっていくかもしれません。』
チャンスという言葉について考えさせられる内容でした。
リストラにあうとか、事業を縮小するとか、普通に考えれば、機会喪失ということになるんだと思いますが、米倉氏は、それを好機ととらえました。
ものをどういう角度からみるのかというのは、その人が決めることであり、まして世間一般の風潮にとらわれることもないのだと改めて思い至りました。
世の中が変化し、対応に迫られることは、実はすべてにおいてチャンスなのだ!ととらえるべきなんでしょうね。