教育力 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

先日の『たかじんのそこまでいって委員会』で教育力について、コメンテーターが採点されていましたが、あまり良い点数ではありませんでした。


教育力の現場といえば、小中高、そして大学でしょうから、どこの部分をさして言っているのかは分かりませんが、果たしてそうなのかなーという疑問が湧いてきました。


コメンテーターのみなさんの発言の中で、『昔は、親は大学に行く先生はまれだったので、大学を卒業して、試験に合格した教員は、学力が高かったが、いまは親もそれなりの大学を卒業し、学力を備えているので、親が、先生をあまり尊敬しなくなった』

と旨の発言をされていました。


確かにその点は否定できないにしても、相手を敬うというのは、学力の問題ではなく、心の問題であり、その人が相手の何を思って尊敬するかということだろうと思います。


うちの子供がお世話になっている先生がどういう経緯をたどって教職につかれたのかは定かではないし、別に知ろうとも思わないのですが、子供に並々ならぬ情熱を注いでいらっしゃることは、掛け値なしに尊敬します。


学校にはあまり関わっていない親として、親失格の部分が多いにある私ですが、本当に愛情をもって接していただいていることには、ただただありがたいかぎりです。

むしろ教育の『現場』に問題があるのではなく、親がたいしたこともできないのに、自分のおごりをもって学校現場を見ていることのほうが大いに問題があるのではないかと、それが教育力の潜在能力を阻んでいるのではないか…そんな気がします。

先生とて完璧な人はいないのであり、また先生も親も、子供といっしょに学び成長していくものなのだと思いますから、成長を阻害しないことが最大の親の努めなのではとおもいます…。