ものごとをすすめていくとき、
得するか損するかと考えるのは、誰しもあることですが、やはり大事なのは、それが正しいことか、間違っていることかということで判断することだと思います。
得の考えも、時間軸をどこに設定するかによっても違ってきます。
短期的にみれば得なことも、長期的にみれば、損になることもあります。
また、一見得に見えることでも、長期にみれば得と思えることもあると思います。
しかし、正しいことには、時間軸は関係がないように思います。
たとえば、原発に関して
それが長期的にみて、正しいか正しくないかという議論になれば、それが正しいという人はおそらくいないだろうと思います。
なぜなら、いまだ、放射性廃棄物の最終的な後始末が安全であることが確立されていないからです。
ただ、いまの経済をとか考えると、それはやむを得ないという人は多いという方は大勢います。
だから、その舵をきっていくことが、なかなかできない。
私たちの身の周りにも、そうことはうずまいています。
私とて、正しいことが正しいと主張できず、いろいろなしがらみのなかで、もがいている部分もあります。
とにかく一歩すすめること、それ以外に道はないですね。こうやってブログを書きながら、じぶんに言い聞かせています。