今日は、終戦記念日…。
新聞紙上では、隣国大統領の不可解な行動で、世論が沸き立っています。
私たち世代は、戦争のことは歴史のことでしか知らないです。
だから、過去のいろいろなことで、謝罪だとか言ってみても、本当のことは私たちには分かりません。
いつの世にも、人の弱みや隙につけこんで来る人はいます。
でも、そんな人にも五分の魂はあるはずです。
ガンジーが非暴力で、独立を勝ち取ったように、、本当に誠実な人とめぐりあったとき、その人自身が自分の愚かさに気づくときが来るはずです。
いま、私たちができることは、人として誠実な対応をしていくことだけです。
以前、こんな体験がありました。
JCで海外ミッションの任を受け、インドネシアはバリ島に行ったことがあります。
ときのバリ島の理事長は、いまのインドネシアの独立を勝ち取った英雄 Ngurah Rai(ングラライ)将軍のお孫さんでした。
(ちなみに、バリの空港は正式名ングラライ国際空港という名称ですが、ングラライ将軍に由来しています)
彼は、「インドネシアが独立を勝ち得たのは、日本が欧米列強に対して勇敢に戦ってくれたからだ」とはなしてくれました。
その証だとして、ププタンの戦いと呼ばれた戦地が記念墓地になっているところを案内してくれました。
インドネシアの戦死者のお墓と並んで、日本人の名前が刻まれたお墓がありました。
インドネシアが親日であるのは、こういった日本人がいたおかげでもあります。
数十年後、日本がアジアの国から尊敬を受けた国として存在し続けられるかどうかは、私たち30代~40代がこれからどういう関係を外国と築いていくかにかかっています。
相手を責めるだけのことはもうおしまいにしたいです。
私たち自身が、尊敬を集められる国家になるような、立ち振舞ができるようにしていきたいものです。