職人にしても、この人の腕があればこそ、この会社に願いしているということは実際にはあると思いますが、組織で動いている以上それがあっては本当はいけないのだと思います。
この仕事は自分しかできないという聖域は極力つくらないほうがいいです。
長期で戦線から離れなくてはいけないことはいつその人の身にふりかかるか分からないからです。
そうなるとたちどころに、仕事が行き詰ってしまいます。
せっかく自分が覚えた技術、苦労して盗んだ業といったものはあるはずですが、それを出し惜しみしてしまうと結果組織としては、マイナスの方向に左右するんだと思います。
本当に腕のいい人というのは、部下を育て、自分がやってきたこと以上に仕事をさせられる人だと思います。