昨年の今日、ある打ち合わせを終えて、車で移動したあと、新温泉町の温泉支所に立ち寄りました。役場の入り口には、ケーブルテレビのモニターが並んでいてあの惨状が映し出されていました。
何をしていいのかわからず、家に帰っても、ただひたすらにテレビの前に座り、ニュースをみるしかできませんでした。ちょうど、翌日から土日の休みでしたが、ただただひたすらテレビを見続けていました。
数日後、建設業協会で救援物資を被災地に送るというはなしが決まり、お米を無洗米にする作業を手伝ったのが、最初の震災ボランティアのスタートでした。
それからまたしばらくして、jcでも、救援物資の収集を行い、そして4月の中旬には、石巻に行って入浴サービスのボランティアに行きました。
いま、この一年を振り返るに、それなりに、震災へのお手伝いができたとはいうものの、本当に、被災者への気持ちにどれだけより添えたのかと思うと、なんとも釈然としないものがあります。といっても、それ以上の何かができる自信もありません。
ただ私ができることは、自分なりに日々精一杯生きることだけです。
人とのために役に立ちたいと思いますが、今は自分の仕事を一生懸命して、せめて自分の身の回りだけでも一抹の幸せを提供できるようにしていきたい・・・
自分ができる、今日一年を迎えてのささやかな誓いです。
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