国体に来ると、頂点を目指してがんばる人から、サンデースキーヤー(私なんかいまや其の部類ですが…)に至るまで、いろいろなバックボーンをもった人が集まり、それはそれでとてもおもしろいです。
社会人になってからスキーを初めて、年々上達して、国体の切符を手にした人もいます。
男子の場合、成年の部は、
18歳~26歳のAクラス、
27歳~34歳までのBクラス
35歳以上のCクラスと
3つの部にわかれますが、年齢の大きいクラスになるほど、仕事の合間をみてスキーをしている人がほとんどで、さすがにトップの8人ぐらいは、職業としてスキーをやっている人ばかりですが、あとは、いわゆる別に仕事を持っていて、趣味としてスキーをしている人がほとんどです。
だから、もちろん優勝や入賞を目指してやっているわけですが、そういう仕事の合間をみてという別の挑戦もあります。
だから、それぞれのクラスでみんなが必死になってスキーに取り組んでいるので、本当にいろいろな学びを得ることができます。
価値あることは、おかれている立場の中で、精いっぱいの努力をして、ベストをつくすことそのことにあるんだと思います。