葬儀の形 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

某葬儀業者から、毎月会報のようなメールが届くので、興味深く拝見させていただいています。



その中で、自宅葬と葬儀会館の利用のパーセンテージについて公表されていました。


養父市あたりですと、葬儀会館での葬儀が90%近くになるそうです。


私の地域周辺ではおそらく、そのまったく逆で90%近くが自宅葬ではないかと思います。


私は、自宅葬推進論者(?)です!

確かに、自宅葬は煩わしく、近所の方にもご迷惑をかけてしまうという一面はあります。
でも、私は地域の一員として生活するものとして、家族同様に関わりをもった人々にお世話されながら、荼毘に付されるというのはとても意味があると思うのです。



つい先日のブログで、シェアハウスのお話をしました。いま、まったくの他人がひとつの屋根の下に暮らす時代です。


新しい形態のように思われがちですが、地域コミュニティはそもそも、そういう他人どうしが協力しあいながら、生きてきたわけです。それがいま形を変えてきただけにすぎません。


人は結局、他の人の協力なしには生きられません。

であるなら、日々近くにいる人の存在を認識し、お互いがいいコミュニティをつくることに邁進していくしかないんです。

シェアハウスとて、そこにはルールがあり、節度があるはずです。

そういったものを守りながら、お互い協力しあいながら、慎ましく生きていると思うのです。

村岡では葬儀会館ができていないので、遠くの葬儀会館を利用しない限りは、自宅葬だと思います。

しかし私は、これが地域コミュニティーの健全なる証と信じ、これからもそれが維持されることを願うのでした。