私が総合計画審議会にのめるこむわけ | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

昨年、総合計画審議会の委員に任命を受け、その後幾度かの会議を経験しました。


総合計画審議会の役割は主に2つであり、

一つは、

一定金額以上の公共事業について、その工事を行うにあたっての計画の妥当性を評価すること


そしてもう一つは、

香美町基本計画を審議すること


この2つです。


前者に関しては、正直、自分の事業のポジションを考えると、コメントをしずらいのが事実です。



ただ、後者に関しては、自分の今までの経験をとにかくここにぶつけようと思って望んでいます。


基本計画はよく

「絵に書いた餅」

とか、

「地方自治法に定めてあるから、体裁上やらなくてはならない」

とか言われている方もいます。


私はそうだとは思っていません。

第一に、貴重な仕事の時間を削って、わざわざこの会議に出ているということ。

第ニに、行政はいい意味でも悪い意味でも突発的な事業をすることはありません。PDCAを回している組織であれば、あることを実行するために、計画がないことをやるのは、相当難しいので、ならば最初の計画の段階に摺り込んでしまおうということ。


そして第三に、これがもっとも大事なのですが、町が繁栄していくのか衰退していくかは、今後の私たちの行動次第ですが、町長が悪い、行政が悪いという言い訳だけはしたくないからです。


私は、町民にあの町長は…と語る資格は一切ないと考えています。

一定年齢に達した人は、誰でも、町長に立候補する資格を有しています。
また、最近よく耳にする住民投票をすることを主導して、町を動かすことも可能なはずです。


ならば、自分ができる部分で最大の努力を払う以外にはないと思うのです。

町がこうなってほしい…自分の気持ちをかなえたり、実現するため、町長になる方法以外でもっとも近いものの一つが、この基本計画に自分たちの思いを載っけてもらうということなのです。


まあ私の浅はかな経験と稚拙な考えがどれほど町民を幸せにする考えかはわかりません。
しかし、じぶんができる精一杯のものをぶつけてそれでダメなら、自分の技量がそこまでだっただけです。

そこは謙虚に反省し、更に自分を高めていく以外にはないのです。

自分なりには、基本計画を何度も読み、自分なりの論点をまとめ、そしてそれを意見として提出をしました。

いまできる自分自身のできるベストはやるつもりです。

だから、私は町がよくならないのは自分がこの会の委員として稚拙なことしかできなかったからだと思います。

とにかくベストを尽くすのみ、あと数回の審議会ですが、自分なりにもがいてみようと思います。