なぜスイスの時計が高いのか | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

ロレックスなどのスイスの高級腕時計…(あとはあんまり知りませんが…)


男ならずとも憧れですね。


しかし、なぜ、それらのうん十万円、うん百万円するのかあまり考えたことがありませんでした。

ブランドだからと言ってしまえばそれまでですが、なぜブランド足りえるのか…。



私は恥ずかしながら、日本製の某メーカーの時計をしていますが、電波時計、ソーラー発電…、寸分違わない時間を刻んでくれます。その性能の高さは日本が誇っていいものだと思います。


ところが、やはり機械であるがゆえに、永遠に壊れないかといったら決してそうではない…。しかも、その壊れたときに部品が調達できたりして、修理して使うことができるかと言ったら、それができないのだそうです。


ところが、スイスの機械式の時計は、それが50年前のものであっても100年前のものであっても、修理をすればまた時を刻むことができるのだそうです。

ブランドとは信頼や絆といい替えることができるかと思います。


単に時計が電子部品の集まり、あるいは、金属の塊であったとしてたら、おそらく1000円ほどの価値でしかないのかもしれません。


そこに、部品の中に職人が魂を吹き込むことで、そこに価値が産まれる。

確かに、自動巻きの時計なんて、金属の塊をみにつけているだけで、永遠に動き続けるなんて、それはもう生命体みたいなもんです。


私たちの仕事もスイスの時計のように価値あるものになるためには、まだまだ修行がたりんということでしょう。