1月8日にサキどりというタイトルでブログを書きました。
団地の再生という内容だったのですが、その中で、印象に残っていたのが、シェアハウスと呼ばれるいわゆる一つの居住スペースを共同利用して生活をする区画をつくっているということでした。
で、いま日本経済新聞で「C世代駆ける」という特集を行なっている中で、昨日の内容が、このシェアハウスで、えらいかぶったなーと感心している次第です。
自分の居住スペースを確保しつつも、ダイニング、浴室、トイレなどは共同利用していき、またときにダイニングなどは、いっしょにご飯もつくったりして、コミュニケーションをはかりながら生活していくというものでした。
建物の賃借料もリーズナブルに押さえてあったりいろいろメリットが多いようですし、このシェアハウスがじわりじわりと増えていいるそうです。
10年前にはあまりイメージできなかった生活スタイルの変化ですよね。
カーシェアリングもそうなのですが、一人の所得が増えていかない中にあって、「所有する」という概念が大きく変化し、そのサービスの部分、カーシェアリングであれば「移動する」ということに目を向けてその部分だけを金銭的な負担を少なくして利用するという感じになってきてます。
そしてしかも、共同で利用するという部分に「絆を深める」「お互い理解しあう」というさらなる付加価値をつけていますね。
経済的には右にはあがっていかない時代…それを逆手にとるしたたかさと、だからこそできることをもっとみつめていかんといけんですね。